ワード:「労務リスク」
仕事がつらいというので、一言「転職」を口にしただけなのに、「退職強要」だとか「クビになった」などと大騒ぎする。
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動画解説
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1. なぜ「転職」という一言が退職強要と受け取られるのか
会社経営者としては、仕事がつらいと繰り返し訴える社員に対し、「他社での仕事も含めて考えてみてはどうか」と提案することは、むしろ誠実な対応の一つだと感じるはずです。体調を崩されても困りますし、本人のキャリアにとっても適職を探すことが有……
メンタルが極端に弱い社員。
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動画解説
[youtube]rOYBP_oo4e4[/youtube]
1. 「メンタルが弱い」という評価だけで判断してはいけない理由
「注意するとすぐ落ち込む」「少し強めに言うと体調を崩す」「一般的な指導でもパワハラだと主張する」――こうした言動が続くと、会社経営者としては「メンタルが極端に弱い社員だ」という評価に傾きがちです。
しかし、評価だけで……
矛盾した発言を繰り返す。
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動画解説
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1. 矛盾した発言を繰り返す社員に会社経営者が感じる違和感の正体
「さっき言っていたことと違う」「10分前と説明が変わっている」――このような場面に直面すると、会社経営者としては強い違和感を覚えるはずです。場合によっては、嘘をついているのではないか、あるいは責任逃れをしているのではないかという疑念す……
職場では体調不良なのに、週末はアクティブ。
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動画解説
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1. 週末は元気だが平日にパフォーマンスが落ちる社員の特徴
「週末は趣味やスポーツに精力的に取り組んでいるのに、平日は集中力が続かず成果も低い」という社員に直面することがあります。会社経営者としては、単なる生活スタイルの問題なのか、それとも勤務態度の問題なのかを冷静に見極める必要があります……
極端にミスが多く仕事が遅いだけでなく、指導しても聞く耳を持たない。
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"name": "極端にミスが多いことを理由に、即座に懲戒処分を行うことは可能ですか?",
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周囲のささいな落ち度を徹底的に攻撃し、年下上司の注意指導に従わない役職定年社員。
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"name": "役職定年後の社員が年下上司の指示に従わない場合、直ちに懲戒処分は可能ですか?",
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出向と請負は、どのように違いますか。
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"name": "出向と業務処理請負の最大の違いは何ですか?",
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出向者の復帰命令は拒否できますか。
この記事の結論
1
復帰命令は、特段の事由がない限り、労働者の同意なく発令できる
出向元が出向先の同意を得たうえで出向関係を解消し、労働者に復帰を命ずることについて、特段の事由のない限り、労働者の同意を得る必要はないとされています(古河電気工業・原子燃料工業事件、最判昭和60年4月5日)。
2
出向時に「復帰させない」旨の合意があれ……
出向命令はどこまで有効ですか。
この記事の結論
1
出向命令権があっても、権利濫用にあたれば無効になる(労契法14条)
出向命令は、その必要性、対象労働者の選定に係る事情その他の事情に照らして、権利を濫用したと認められる場合には無効となります(労働契約法14条)。命令権の存在は前提にすぎず、その行使の当否が別途問われます。
2
判断は業務上の必要性・人選の合理性・……
労働審判事件の移送とは何ですか。
この記事の結論
1
管轄違いの場合、申立ては却下されず適切な裁判所へ移送される。自庁処理は認められない
申立先の裁判所が管轄を有しない場合、裁判所は申立てを却下せず、管轄裁判所へ移送しなければなりません(労働審判法3条1項)。労働審判では、管轄がないのにその裁判所が処理を続ける「自庁処理」は認められていません。
2
管轄があっても、……
年俸制でも残業代は必要ですか。
この記事の結論
1
年俸制は残業代を免除する制度ではない
年俸制は単なる賃金の支払形式であり、労働時間規制(残業代の支払)を免除する制度ではありません。「年俸制だから残業代込み」という理解は誤りです。
2
管理監督者・裁量労働制でない限り、割増賃金の支払いが必要
管理監督者や適法な裁量労働制の対象者でない限り、法定時間を超える労働……
指導票は是正勧告書とどのように違い、放置するとどのようなリスクがありますか。
この記事の結論
✓
是正勧告書との違い:是正勧告は「明確な違反」への命令。指導票は「望ましい運用」への行政指導であり、現時点では即座に違法とはいえないが改善が望ましい事項に関するもの
「違反ではないから問題ない」という発想は危険です
✓
拘束力はないが放置厳禁:無視し続けると、次回の調査で「悪質」とみなされ、是正勧告や送検等の厳しい……
賃金減額について労働者の同意があれば、有効になりますか。
この記事の要点
✓
使用者が一方的に賃金を引き下げることは原則としてできない——賃金減額には法的に認められた3つの手法のいずれかが必要
「経営上必要だから」という理由だけで賃金を下げると、無効として差額の未払賃金請求を受けるリスがあります
✓
3つの方法は①労働協約の締結、②就業規則変更(労働契約法10条)、③個別合意——それぞれ法……
飲食業で残業代(割増賃金)請求が多発する理由と、会社が講じるべき対策を教えてください。
この記事の要点
✓
「飲食業だから払えない」「昔からこのやり方で問題にならなかった」は法的に一切通用しない——労基法は業種を問わず一律に適用される
裁判所は経営事情よりも法令遵守の有無を基準に判断します
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飲食業は長時間労働・深夜労働・固定残業代の設計不備という三重の構造から、残業代請求が高額化しやすい——「月数万円」が「数百万円……
通常の労働時間・労働日の賃金(時間単価)は、どのように計算すればよいですか。
この記事の結論
1
残業代の基本式は「時間単価×割増率×対象時間数」。月給制は時間単価の算出が最大のポイント
時間単価=月給÷1か月の所定労働時間数で算出し、実労働日数で割ってはいけません。
2
算定基礎から除外できる賃金は法律上限定列挙されており、拡張解釈はできない
役職手当・職務手当・営業手当等は原則として除外できません。
……
残業代(割増賃金)は、どのように計算すればよいですか。
この記事の結論
1
残業代の基本式は「時間単価×割増率×対象時間数」。月給制は時間単価の算出が最大のポイント
時間単価=月給÷1か月の所定労働時間数で算出し、実労働日数で割ってはいけません。
2
算定基礎から除外できる賃金は法律上限定列挙されており、拡張解釈はできない
役職手当・職務手当・営業手当等は原則として除外できません。
……
残業代(割増賃金)には、どのような種類がありますか。
この記事の結論
1
割増賃金は時間外割増(25%以上)・休日割増(35%以上)・深夜割増(25%以上)の3種類に分かれる
月60時間を超える時間外労働は50%以上に引き上げられ、中小企業も適用対象です。
2
各割増は独立した制度であり、要件を満たせば重複して加算される(最大75%以上)
「休日はすべて35%」「深夜は時間外に含まれ……
退職勧奨を拒否された場合、打ち切るべきですか。
この記事の結論
1
社員が退職の意思がないと明確に示した時点で、継続することには大きな法的リスクがある
「もう少し頑張れば折れるかもしれない」という発想での継続が最も危険です。「拒絶されたら即座に引き下がる」ことが会社を守る最善策です。
2
例外的に許容されるのは条件面の補足説明・一度限りの再検討依頼・新情報の提供のみ
打ち切り後……
退職勧奨が違法な退職強要と評価される基準は何ですか。
この記事の結論
1
退職勧奨は原則適法だが、進め方や動機を誤ると退職強要として不法行為になる
「合意退職だから問題ない」という認識は危険です。権利行使を理由とした選定は開始時点から違法と評価されます。
2
違法性の判断基準は面談の回数・時間・場所・言動の4点
拒絶後の継続、長時間の拘束、密室状況、脅迫的言動は退職強要(民法709条……
退職届の撤回はいつまで可能ですか。
この記事の結論
1
退職届は「合意退職の申込み」にすぎず、決裁権限者の承諾が到達するまでは原則撤回できる
直属の上司が預かっただけでは承諾にはなりません。決裁権限を持つ者の意思表示が社員に到達した瞬間に、初めて撤回が封じられます。
2
速やかな決裁と退職承諾書の即日交付、または合意退職書の活用が撤回リスクを遮断する
後任者の採用確……