Q977 競業避止について就業規則で定めておらず個別の合意等もない会社において社員が競業を行った場合,何かできることはありますか?

 競業避止について就業規則で定めておらず,個別の合意等もない会社において,社員が不法な競業行為を行った場合,当該不法行為の違法性が強度で,事後的な損害賠償では使用者の損害の回復が図れないと認められるような場合には,不法行為を根拠に競業の差止めができると考えます。
 ただし,差止めは競業に対して重大な不利益を課す措置であることから,慎重に判断される傾向があります。差止めの対象となる行為は必要十分な範囲に限定され,差止めの期間も合意された期間の範囲内で必要十分な期間に限定されるのが通常です。


弁護士法人四谷麹町法律事務所

〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目2番地 
K-WINGビル7階 TEL:03-3221-7137

Copyright ©弁護士法人四谷麹町法律事務所(東京)|解雇,残業代請求,労働審判,団体交渉,問題社員などの労働問題の対応,相談 All Rights Reserved.
  • 会社経営者のための残業代請求対応
  • 会社経営者のための労働審判対応
Return to Top ▲Return to Top ▲