Q940 出来高払制(歩合給制)の「通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額」及び割増賃金はどのように計算すればいいですか?

  • PDF

 出来高払制(歩合給制)の場合,「通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額」,つまり割増賃金の単価は,その賃金算定期間において出来高払制によって計算された賃金の総額を当該賃金計算期間における総労働時間数で除した金額となります(労働基準法施行規則19条1項6号)。
 また,時間外労働などについて,労働基準法37条は,原則として通常の賃金が支払われることを前提として,これに付加して割増賃金を支払うことを求めていますが,出来高払制によって就労する労働者については,時間外労働などに対する時間当たりの通常賃金部分は,既に基礎となる賃金総額の中に含まれていると考えられるため,割増賃金の単価の計算は割増部分のみを支払うことで足りるとされています。例えば,「通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額」が1000円の場合の時間外割増賃金は,1000円に0.25を乗じた250円を支払えば足りるということです。


弁護士法人四谷麹町法律事務所

〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目2番地 
K-WINGビル7階 TEL:03-3221-7137

Copyright ©弁護士法人四谷麹町法律事務所(東京)|解雇,残業代請求,労働審判,団体交渉,問題社員などの労働問題の対応,相談 All Rights Reserved.
  • 会社経営者のための残業代請求対応
  • 会社経営者のための労働審判対応
Return to Top ▲Return to Top ▲