Q899 試し出勤制度について教えてください。

  • PDF

 厚労省が策定した「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」によると,試し出勤制度について,正式な職場復帰決定の前に,社内制度として試し出勤制度等を設けると,より早い段階で職場復帰の試みを開始することができ,休業していた労働者の不安を和らげ,労働者自身が職あの状況を確認しながら,復帰の準備を行うことができると説明されています。
 また,試し出勤の例として,以下のものが挙げられています。
 ①模擬出勤:勤務時間と同様の時間帯にデイケアなどで模擬的な軽作業を行ったり,図書館などで時間を過ごす。      
 ②通勤訓練:自宅から勤務職場の近くまで通勤線路で移動し,職場付近で一定時間過ごした後に帰宅する。
 ③試し出勤:職場復帰の判断等を目的として,本来の職場などに試験的に一定期間継続して出勤する。
 試し出勤制度は,法律上義務づけられているものではありませんので,制度を設ける場合には,就業規則又は個別の合意に基づいて行うことになります。
 就業規則等に定める際には試し出勤中の賃金や事故等が発生した場合にどうするかをあらかじめ決めておくことが重要です。

弁護士法人四谷麹町法律事務所
弁護士 飯島 潤


弁護士法人四谷麹町法律事務所

〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目2番地 
K-WINGビル7階 TEL:03-3221-7137

Copyright ©弁護士法人四谷麹町法律事務所(東京)|解雇,残業代請求,労働審判,団体交渉,問題社員などの労働問題の対応,相談 All Rights Reserved.
  • 会社経営者のための残業代請求対応
  • 会社経営者のための労働審判対応
Return to Top ▲Return to Top ▲