Q711 労働審判手続における補充書面は,どのような場合に提出するのですか?

 労働審判手続では,答弁書に記載された相手方の主張に対する反論や,これに対する再反論の主張は,原則として労働審判期日において口頭でするものとされており,例外的に,これを補充する書面(補充書面)を提出することが認められています(労働審判規則17条1項)。
 これは,書面審理に慣れていない労働審判員の便宜や,迅速性の確保を考慮しており,労働審判期日で当事者が口頭で主張を行い,これを聴いた労働審判委員会が争点及び証拠の整理をすることで,短期間で事案の真相に迫ることが企図されたものです。
 以上のことから,労働審判手続では補充書面を提出することは予定されていないといえますが,複雑な計算を要したり,口頭での主張を補充又は整理することが審理に資する場合には,補充書面を提出することも考えられます。


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