その他の問題行動・具体的事例

 
 
FOR COMPANY OWNERS / 動画解説シリーズ
会社側・使用者側 専門特化
その他の問題行動・具体的事例
勤務態度・嫌がらせ・虚言・病気・特殊事情まで、実務に即した対応策

「うちの会社にもこんな社員がいる」と感じたら、該当する動画をご覧ください。勤務態度の悪さ、嫌がらせ、虚言、病気を理由にした問題行動など、具体的な事例ごとに会社側専門の弁護士が対応のポイントを解説します。

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経営者・使用者側のみ

問題社員の行動は実にさまざまです。勤務態度が悪い、指示に従わない、嫌がらせを繰り返す、嘘をつく、病気を理由に勤務を怠る。ひとつひとつの事例に応じた適切な対処法を、弁護士法人四谷麹町法律事務所・代表弁護士 藤田 進太郎 が会社側・使用者側専門の労働問題弁護士として動画で解説します。具体的な対応の進め方は、個別にご相談ください。

動画一覧(全36本)
各動画の下に、弁護士が解説した内容のポイントをまとめています。

Part 1|勤務態度が悪い社員への対応
勤務態度不良の社員への注意指導・懲戒処分の進め方と具体事例

#1
勤務態度・総論

勤務態度が悪い問題社員への適切な対応とは

勤務態度が悪い社員を放置すると周囲の社員が辞めてしまいます。他の社員・会社を守るために経営者が取るべき対応の全体像を解説します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 勤務態度が悪い社員を放置すると周囲に被害が広がる
  • 注意指導は「直してもらう」ことが目的
  • 具体的な事実を伝える注意指導が教育効果を高める
  • 改善しない場合は段階的に懲戒処分を検討する
こんな方に:勤務態度が悪い社員への対応の基本的な進め方を知りたい経営者
 

#2
具体的な対処法

勤務態度が悪い問題社員の対処法(会社側弁護士が具体的に解説)

勤務態度が悪い社員への対処を会社側弁護士が具体的なやり方まで踏み込んで解説します。注意指導の言葉選びや記録の残し方がポイントです。

経営者が押さえるべきポイント
  • 「態度が悪い」ではなく具体的な事実で伝える
  • 注意指導の内容・日時・本人の反応を記録する
  • 口頭で改善しなければ書面での注意指導に移行する
  • 記録の積み重ねが後の懲戒処分・解雇の根拠になる
こんな方に:勤務態度が悪い社員に何をどう言えばいいか具体的に知りたい経営者

#3
懲戒処分の実務

勤務態度が悪い社員への懲戒処分の進め方と注意点

勤務態度が悪い社員に対する懲戒処分の適切な進め方と注意点を解説します。処分で大事なのは事実認定と手続きの正確さです。

経営者が押さえるべきポイント
  • 懲戒処分は「コップの水が溢れてから」では遅い
  • 処分の根拠となる具体的事実を懲戒処分通知書に記載する
  • 処分前に本人に弁解の機会を必ず与える
  • 懲戒処分をすることでかえって職場の雰囲気が良くなることがある
こんな方に:勤務態度が悪い社員への懲戒処分の手順を具体的に知りたい経営者
 

#4
被害者ぶる社員

勤務態度が悪く、注意指導すると被害者のように振る舞う社員の対処法

自分の都合ばかりを主張し、注意指導すると自分が被害者であるかのように振る舞う社員。こうした社員にも逃げずに注意指導を続けることが大切です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 被害者のように振る舞われても必要な注意指導を止めてはいけない
  • 事実に基づいた指導であればパワハラにはならない
  • 注意指導の内容と本人の反応を必ず記録する
  • 逃げずに対応することで周囲の社員を守ることができる
こんな方に:注意するたびに「被害者」のように振る舞う社員への対応に悩んでいる経営者

#5
乱暴な言動

言動が乱暴で勤務態度が悪く指導に従わない社員の対処法

乱暴な言動・勤務態度の悪さ・指導不服従が重なる社員は、職場環境を著しく悪化させます。毅然とした対応が求められます。

経営者が押さえるべきポイント
  • 乱暴な言動の事実を日時・場所・内容を含めて記録する
  • 人格否定ではなく問題行動の事実を指摘して注意指導する
  • 改善がなければ書面での注意指導・懲戒処分を段階的に進める
  • 周囲の社員を守るためにも毅然とした対応が経営者の責任
こんな方に:言動が乱暴で手がつけられない社員にどう対処すればよいか悩む経営者
 

#6
不機嫌な態度

同僚に対して常に不機嫌な態度を取る社員の対処法

常に不機嫌な態度で同僚と接する社員は、周囲のコミュニケーションを阻害し職場全体の生産性を下げます。放置せず早めに対処することが大切です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 不機嫌な態度そのものが周囲の業務に支障をきたしていることを伝える
  • 具体的にどの場面でどんな態度が問題だったかを指摘する
  • 本人に自覚がないケースも多く、事実を淡々と伝えることが重要
  • 改善されなければ段階的に対応を強化する
こんな方に:常に不機嫌で周りに悪影響を与える社員への対応に悩む経営者

#7
裏表がある社員

上司が見ていないと態度が乱暴な社員の対処法

上司の前では普通だが、見ていないところで態度が乱暴になる社員。周囲の社員から事実を聴取して証拠を固めることが対処の出発点です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 上司の目が届かない場面での問題行動を周囲からヒアリングする
  • 複数の証言を集めて事実関係を客観的に確認する
  • 本人に事実を示して注意指導を行い、記録を残す
  • 管理体制の見直し(巡回・配置変更等)も検討する
こんな方に:上司の前ではいい顔をするが裏では態度が悪い社員への対応に悩む経営者
 

#8
攻撃的な自己主張

上司や同僚と考えが違うと激しい言葉で責める社員の対処法

自分と違う意見や仕事の進め方に対して激しい言葉・態度で相手を責める社員は、職場の心理的安全性を破壊します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 意見の相違と攻撃的な言動は全く別の問題であることを伝える
  • 攻撃的な言動の具体的事実を記録する
  • 業務上の意見交換と人格攻撃の違いを本人に理解させる
  • 改善しなければ懲戒処分も視野に入れる
こんな方に:意見が合わないと激しく攻撃してくる社員への対処に悩む経営者

#9
感情的な八つ当たり

機嫌が悪いと周りの社員に当たり散らす社員の対処法

気分次第で周囲に当たり散らす社員は、職場全体の雰囲気と生産性を下げます。感情のコントロールができないことは業務上の問題として対処します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 感情的な八つ当たりは業務に支障をきたす問題行動として注意指導する
  • いつ・どの場面で・誰に対して・何をしたかを記録する
  • 本人の感情の問題ではなく、周囲への影響を基準に対処する
  • 放置すると周囲の社員が離職するリスクがある
こんな方に:気分屋で当たり散らす社員を放置してよいのか悩んでいる経営者
 

#10
増長した社員

仕事のできる社員のわがままを大目に見ていたところ指示に従わなくなった場合の対処法

仕事ができるからと大目に見ていた結果、増長して業務指示に従わなくなった社員。ルールは全員に平等に適用することが組織の基本です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 「仕事ができるから」という理由でルールの例外を作ってはいけない
  • 今後はルール通りに対応することを明確に伝える
  • 過去の黙認を認めた上で、今後の基準を書面で示す
  • 他の社員との公平性を保つことが組織の秩序維持に不可欠
こんな方に:仕事はできるがわがまま放題の社員をどう軌道修正すればよいか悩む経営者

Part 2|嫌がらせ・職場の人間関係トラブル
グループでの嫌がらせ・後輩いじめ・陰湿な嫌がらせへの実務対応

#11
特定社員への嫌がらせ

気に入らないスタッフに嫌がらせをする社員の対処法

気に入らない相手を標的にして嫌がらせを繰り返す社員。放置すると被害者が離職し、会社も使用者責任を問われます

経営者が押さえるべきポイント
  • 被害者・目撃者から個別にヒアリングし事実を確認する
  • 嫌がらせの事実を具体的に記録し、加害者に注意指導する
  • 改善されなければ懲戒処分を検討する
  • 被害者のケアと職場環境の改善を並行して進める
こんな方に:特定の社員を標的にした嫌がらせが起きている職場の経営者
 

#12
集団での嫌がらせ

グループで嫌がらせをする問題社員の対処法

複数の社員が結託して特定の社員に嫌がらせをするケース。リーダー格を特定し、その人物への対応を優先することが実務上のポイントです。

経営者が押さえるべきポイント
  • グループのリーダー格を特定し、その人物から対応する
  • 全員に対して個別に面談し、それぞれの記録を残す
  • 集団の結束を崩すためにリーダーへの処分を先行させる
  • 新入社員がターゲットになりやすいため早期発見・早期対応が重要
こんな方に:複数の社員がグループで嫌がらせをしており対応に困っている経営者

#13
陰湿な嫌がらせ

上司の見ていないところで周囲の社員に些細な嫌がらせをする社員の対処法

上司の目を盗んで同僚に些細な嫌がらせを繰り返す社員。周囲の社員から事実を聴取し、証拠を固めてから注意指導に進みます。

経営者が押さえるべきポイント
  • 被害を受けている社員から具体的な事実を聴取する
  • 複数の証言を集めて事実関係を客観的に確認する
  • 証拠が揃ったら本人に事実を示して注意指導する
  • 管理体制の見直しや配置変更も合わせて検討する
こんな方に:上司の見えないところで陰湿な嫌がらせが行われている職場の経営者
 

#14
後輩いじめ

後輩や新入社員に嫌がらせして辞めさせる社員の対処法

後輩や新入社員をターゲットにして嫌がらせを繰り返し、辞めさせてしまう社員。採用コストと人材を守るためにも早期に対処する必要があります。

経営者が押さえるべきポイント
  • 新入社員・後輩の離職原因が特定の社員にあるか調査する
  • 嫌がらせの具体的事実を被害者・目撃者から確認する
  • 加害者への注意指導・懲戒処分を段階的に進める
  • せっかく採用した人材を守るためにも経営者が動くべき場面
こんな方に:新入社員が次々に辞めてしまう原因が特定の社員にあると疑っている経営者

#15
指導不服従

上司以外の先輩社員の言葉に一切耳を傾けない社員の対処法

直属の上司以外の先輩や同僚の指導・助言を一切無視する社員。早めに指導してあげることが本人のためにもなります

経営者が押さえるべきポイント
  • 職場では上司以外の先輩・同僚の助言にも耳を傾けるべきことを伝える
  • 組織で働くことの基本的なルールを改めて説明する
  • 改善が見られなければ書面での注意指導を行う
  • 本人のキャリアのためにも早期の指導が重要
こんな方に:上司の言うことしか聞かず先輩社員を無視する社員への対応に悩む経営者
   

Part 3|虚言・自己主張・指示不服従・意欲低下
嘘をつく・他責傾向・最低限しかやらない・向上心がない社員への対応

#16
虚言・逆ギレ

嘘を繰り返し、追及するとパワハラと非難する社員の対処法

虚偽の報告を繰り返し、追及すると「パワハラだ」と逆ギレする社員。事実確認は業務上必要な行為であり、パワハラには該当しません

経営者が押さえるべきポイント
  • 虚偽の内容を具体的事実で特定し、記録する
  • 「パワハラだ」と言われても必要な事実確認は止めない
  • 事実に基づく追及は正当な業務行為であることを明確にする
  • 虚偽報告が続く場合は懲戒処分を検討する
こんな方に:嘘をつく社員を追及するとパワハラと言い返されて困っている経営者
 

#17
他責傾向

他責傾向が強い社員の対処法

何でも他人や環境のせいにする社員は、本人が問題を自覚しない限り改善が困難です。具体的事実を示して自分の問題であることを認識させることから始めます。

経営者が押さえるべきポイント
  • 「あなたの問題です」と具体的事実で認識させる
  • 他責的な発言をした場面を記録しておく
  • 改善の機会を与えた上で、変わらなければ段階的に対応する
  • 本人のためにも早めに指導することが大切
こんな方に:何でも他人のせいにして改善しない社員への対応に悩む経営者

#18
他責+成長遅延

他責傾向が強く成長が著しく遅い社員の対処法

他責傾向に加えて成長が著しく遅い社員は、指導記録を丁寧に積み重ねることが後の法的判断の根拠になります。

経営者が押さえるべきポイント
  • 指導の内容・日時・結果を具体的に記録する
  • 同期や同職種の社員との客観的な比較材料を蓄積する
  • 教育機会を十分に与えたことを記録で示す
  • 改善見込みがない場合は配置転換・退職勧奨を検討する
こんな方に:何度指導しても成長せず他人のせいにする社員への対応に悩む経営者
 

#19
最低限しかやらない

最小限の業務しか行わず周囲の反感を買っている社員の対処法

指示された最低限の業務しか行わず、チームの足を引っ張る社員。業務の範囲と期待水準を明確にすることが対処の第一歩です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 業務命令として具体的な業務内容と期待水準を書面で示す
  • 「言われたことしかやらない」ことが業務上の問題であることを伝える
  • 周囲の社員の不満を放置すると離職リスクが高まる
  • 改善しなければ人事評価への反映・懲戒処分を検討する
こんな方に:最低限しか働かない社員をどう動かせばよいか悩む経営者

#20
意欲・向上心の欠如

向上心がなく主体的に学ぼうとしない社員の対処法

向上心がなく自己研鑽もしない社員への対処は、業務上の指導・評価の枠組みの中で進めることが基本です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 業務に必要なスキル習得は業務命令として指示できる
  • 研修の受講・資格取得等の具体的な目標を設定する
  • 達成状況を人事評価に反映する仕組みを整える
  • 「やる気がない」ではなく業務上の事実で評価する
こんな方に:向上心のない社員をどう評価・指導すればよいか悩む経営者
 

#21
ルールの抜け穴

就業規則違反にならないギリギリのやり方をしてくる元幹部候補の対処法

就業規則の抜け穴を狙って、ギリギリ違反にならないやり方をしてくる社員。就業規則の整備と運用の見直しが根本的な対策です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 就業規則の抜け穴を弁護士と一緒に点検・整備する
  • ルールの趣旨を本人に説明し、協力を求める
  • 実質的に業務に支障があれば、その事実を根拠に注意指導する
  • 就業規則は定期的に見直してアップデートすることが重要
こんな方に:就業規則の穴をつく社員への対応と就業規則の整備を検討している経営者

Part 4|健康・病気・障がい・メンタルに関する具体事例
病気・障がい・短時間勤務・在宅勤務など、配慮と業務のバランス

#22
病気と就業規則

病気が理由で就業規則どおりの勤務ができない社員の対処法

病気を理由に就業規則どおりの勤務ができない社員への対応。就業規則に基づく対応と健康への配慮のバランスが求められます。

経営者が押さえるべきポイント
  • まず本人の病状を医師の診断書で確認する
  • 就業規則に定める勤務条件を満たせるかどうかを判断する
  • 合理的な配慮が可能かどうかを検討する
  • 配慮の限界を超える場合は休職命令・退職の検討に進む
こんな方に:病気を理由に出勤・業務に支障が出ている社員への対応に悩む経営者
 

#23
病気で業務不能

給料の高い社員が病気で全く働けないのに出社して座っている場合の対処法

体調不良で業務ができないのに出社し続ける社員。休むよう勧めても聞かない場合は休職命令の検討が必要です。

経営者が押さえるべきポイント
  • まず本人の健康状態を医師の診断書で客観的に確認する
  • 業務ができない状態での出社は安全配慮義務上の問題がある
  • 休職命令を発令するための就業規則の根拠を確認する
  • 周囲の社員への影響も考慮して早期に判断する
こんな方に:病気なのに出社をやめない社員をどう扱えばよいか悩む経営者

#24
メンタルと問題行動

心療内科に通っている社員が暴言を吐いたり物を蹴ったりする場合の対処法

心療内科に通院中の社員が暴言や器物破損などの問題行動を起こすケース。通院していることと問題行動は別の問題として対処します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 通院中であっても暴言・器物破損は注意指導の対象になる
  • 問題行動の事実を記録し、注意指導を行う
  • 顧客対応を任せられるかどうかを冷静に判断する
  • 周囲の社員の安全と職場環境を守ることが優先
こんな方に:心療内科に通う社員の問題行動にどこまで踏み込んでよいか悩む経営者
 

#25
障がいと能力低下

入社時より大幅に能力が低下した障がい者社員の対処法

入社後に障がいの影響で能力が大幅に低下した社員への対応。合理的配慮の範囲と業務遂行可能性を総合的に判断します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 合理的配慮として何がどこまでできるかを検討する
  • 本人の意向を聞きながら配置転換・業務調整を検討する
  • 合理的配慮を尽くしても業務遂行が困難な場合の対応を整理する
  • 障害者雇用促進法の趣旨を踏まえて弁護士と相談する
こんな方に:障がい者社員の能力低下への対応に悩む経営者

#26
発達障害と評価

発達障害の診断書を提出した社員の人事評価

発達障害の診断書を提出した社員の人事評価をどう行うか。合理的配慮と公正な評価のバランスが問われます。

経営者が押さえるべきポイント
  • 診断書が出たことで人事評価を甘くする必要はない
  • 合理的配慮として業務内容・環境の調整を検討する
  • 配慮した上での実績を公正に評価する
  • 評価基準の透明性を確保し、記録を残す
こんな方に:発達障害の社員の人事評価をどう行えばよいか悩む経営者
 

#27
採用時の健康申告

健康状態が良好だというので採用したのに体調が不安定な社員の対処法

採用時に健康と申告していたのに入社後すぐに体調不良が続く社員への対応。試用期間中の対応が最も重要です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 試用期間中に業務遂行能力を見極めることが最も重要
  • 体調不良の実態を医師の診断書で確認する
  • 業務に支障がある場合は早期に面談して状況を把握する
  • 試用期間中の本採用拒否は本採用後より認められやすい
こんな方に:採用後すぐに体調不良が続く社員への対応に悩む経営者

#28
在宅勤務と成果

在宅勤務だと成果をあげられない社員の対処法

在宅勤務で成果が出ない社員への対応。出社命令の可否と業務管理の方法を整理します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 在宅勤務が労働契約上の権利かどうかを確認する
  • 成果が出ていない事実を客観的な指標で示す
  • 出社命令が可能な場合はその根拠を明確にして命令する
  • 業務の進捗管理の方法を見直し、日報等で可視化する
こんな方に:在宅勤務で成果が出ない社員を出社させたい経営者
   

Part 5|特殊な状況・その他の具体的事例
育休・短時間勤務・定年再雇用・労働条件トラブル・職場のマナーなど

#29
短時間勤務と業務水準

短時間勤務制度を利用している社員が求められるレベルの業務をしてくれない場合の対処法

育児・介護休業法の短時間勤務制度を利用する社員が職務に求められる水準の業務をこなさないケース。制度利用と業務水準は別の問題です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 短時間勤務制度の利用自体を理由に不利益な扱いをしてはいけない
  • ただし業務水準が不十分であれば通常の指導・評価の対象になる
  • 制度利用と業務能力の問題を切り分けて対応する
  • 就業時間内での業務品質を正当に評価する仕組みを整える
こんな方に:短時間勤務の社員の業務水準が低く周囲の負担が増えている経営者
 

#30
育休中の転居

育休取得中に遠くへ引っ越して原職復帰できない社員の対処法

育休中に遠方に引っ越した社員が原職復帰を求めるケース。原職復帰が原則であり、特別扱いをする義務はありません

経営者が押さえるべきポイント
  • 育休復帰後の原職復帰は原則であることを確認する
  • 引越し先近くでの復職が可能か、提案できるものを検討する
  • 提案できるものがなければ原職復帰が困難である旨を丁寧に伝える
  • 人材活用の観点から柔軟な対応を検討する余地もある
こんな方に:育休中に遠方へ引っ越した社員の復職対応に悩む経営者

#31
定年後再雇用

定年後再雇用の労働条件交渉が長引く問題社員の対処法

定年後再雇用の際に労働条件交渉を長引かせる社員への対応。会社が提示できる条件を明確にし、毅然と交渉に臨みます。

経営者が押さえるべきポイント
  • 再雇用時の労働条件は会社が提示する権限がある
  • 合理的な条件を書面で提示し、回答期限を設ける
  • 交渉が長引く場合でも感情的にならず冷静に対応する
  • 再雇用拒否の可否は法的リスクを弁護士と確認する
こんな方に:定年後再雇用の条件交渉が長引いて困っている経営者
 

#32
保護者からのクレーム

社員の両親からクレームがあった場合の対処法

社員の両親から会社に直接クレームが入るケース。あくまで雇用関係は社員本人との間であることを前提に対応します。

経営者が押さえるべきポイント
  • 雇用契約の当事者は会社と社員本人であることを前提にする
  • 両親に対しては丁寧に対応しつつ、詳細は本人と話す旨を伝える
  • 本人に対して両親が介入している事実を伝え、状況を確認する
  • 毅然とした対応が必要だが、感情的にならないことが大切
こんな方に:社員の両親から直接クレームが来て対応に困っている経営者

#33
給料を聞きまわる

周りの社員に給料の額を聞く問題社員の対処法

他の社員に給料を聞きまわる社員への対処法。賃金情報の取扱いについて社内ルールを明確にすることが基本です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 賃金情報の取扱いについて社内のルールを整備する
  • 他の社員のプライバシーに関わる情報の聞き出しは注意指導の対象になりうる
  • 「仕事ができると思い込んでいる」タイプには人事評価を適正に行う
  • 公平な賃金体系の説明ができるよう賃金制度を整備する
こんな方に:給料を聞きまわって職場を混乱させる社員への対応に悩む経営者
 

#34
職場のマナー

勤務時間中に自席で納豆を食べる社員の対処法

始業時刻を過ぎても匂いの強い食べ物を食べる社員への対応。職場環境に影響する行為は注意指導の対象になります。

経営者が押さえるべきポイント
  • 就業時間中の飲食ルールを社内で明確にする
  • 周囲に影響がある行為は業務上の問題として注意指導する
  • 「些細なこと」でも放置すると職場の規律が緩む
  • ルール整備と注意指導をセットで進める
こんな方に:職場のマナーに問題がある社員への対応の線引きに悩む経営者

#35
求人詐欺の主張

入社時に同意した労働条件なのに求人詐欺と抗議する社員の対処法

入社時に合意した労働条件を後から「求人詐欺だ」と主張する社員。採用時の合意内容を書面で残しておくことが最大の防御策です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 労働条件通知書・雇用契約書を採用時に必ず交付し署名をもらう
  • 求人票と実際の労働条件に相違がないか確認する
  • 本人が合意した事実を書面で証拠として残す
  • 「抗議してくる社員がいる」前提でガードを固めておく
こんな方に:労働条件に抗議する社員への対応と採用時の書面整備を検討する経営者
 

#36
事業所閉鎖

事業場閉鎖・支店閉鎖に抗議する社員への対処法

事業所・支店の閉鎖に反発する社員への対応。丁寧な説明と別の勤務先の提案が基本です。

経営者が押さえるべきポイント
  • 閉鎖理由を誠実に説明し、書面でも伝える
  • 可能な範囲で別の勤務先・業務を提案する
  • 社員説明会を設けて丁寧に対話する
  • 経営者が逃げずに向き合う姿勢が紛争を減らす
こんな方に:事業所の閉鎖に伴い社員から抗議を受けている経営者

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