Q531 解雇が有効となるかの判断要素を教えてください。

 使用者が労働者を解雇するためには,解雇事由に客観的に合理的な理由があり,社会通念上相当であると認められなければなりません。
 解雇権濫用となるか否かの判断は,以下の要素が挙げられます。
①労働者の服務規律違反や能力不足の内容・程度,改善可能性
 ・解雇事由が労働契約の継続を期待し難いほど重大なものか
 ・労働契約で求められた能力,資質との乖離の程度
 ・労働者の能力の向上などの可能性
②使用者が期待可能な解雇回避措置をとっているか
 ・配転,降格等によって対応できないか
 ・指導教育をどの程度行っていたのか
 ・上司や教育担当がどのような対応を行っていたの
③解雇の動機・目的
 ・解雇に至る経緯や動機が不当あるいは恣意的ではないか
④適正手続
 ・解雇にあたっての使用者の対応
 ・労働者とどの程度話し合い,労働者の意見をどの程度聞いたか ⑤その他
 ・労働者の過去の会社への功績はどの程度か
 ・勤続年数は何年か
 ・再就職は容易か
 ・他の従業員に対する処分との均衡
 ・労働者の過去の処分歴


弁護士法人四谷麹町法律事務所

〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目2番地 
K-WINGビル7階 TEL:03-3221-7137

Copyright ©弁護士法人四谷麹町法律事務所(東京)|解雇,残業代請求,労働審判,団体交渉,問題社員などの労働問題の対応,相談 All Rights Reserved.
  • 会社経営者のための残業代請求対応
  • 会社経営者のための労働審判対応
Return to Top ▲Return to Top ▲