Q551 1か月における残業時間の合計に1時間未満の端数がある場合には,30分未満を切り捨てた上で,当該時間分の残業代を支払わなくて良いのですか。

 残業時間の端数を切り捨てて当該時間分の残業代を支払わなくて良いことにはならず,残業代は1分単位で支払わなければなりません。
 通達には,1か月における残業時間の合計に1時間未満の端数がある場合には,30分未満を切り捨て,それ以上を1時間に切り上げる処理をしても,労基法違反としては取り扱わないというものがありますが,使用者のなかには,この通達について30分未満を切り捨てた時間分は残業代を支払わなくて良いと誤解している人がいます。
 しかし,この通達は,行政(労基署)が労基法違反として扱わないとうものであり,労働者に対して1分単位で残業代を支払わなくて良いと言っているものではありません。 

弁護士法人四谷麹町法律事務所
弁護士 飯島 潤


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