ワード:「未払残業」

始業前の朝礼は「残業代」の支払いが必要ですか。

この記事の結論 1 朝礼が指揮命令下にあれば、始業前でも労働時間になる 始業時刻前に行われる朝礼が労働時間に該当するかは、朝礼という名称や実施時間帯によって決まるものではなく、会社の指揮命令下で行われているかどうかで客観的に判断されます。 2 確実なリスク回避策は、朝礼を始業時刻後に移すこと 実務上、朝礼は労働時間と判断されやすい……

準備・後片付け・着替えの時間は労働時間に該当しますか。

この記事の結論 1 会社が義務付けているか、業務と不可分かで労働時間性が判断される 準備・後片付け・着替えが会社の指示に基づくものか、業務の性質上事実上行わざるを得ないものかが判断基準です。形式上「実作業外」であっても、義務付けられ業務と密接に関連すれば労働時間と評価されます。 2 会社が特段の指示・管理をしておらず自主的に行ってい……

自宅での待機時間や携帯電話対応時間は労働時間に当たりますか。

この記事の結論 1 自宅待機の労働時間性は待機中の拘束の程度(行動制限・呼び出し頻度等)で判断する 外出制限なく自由に過ごせる場合は「高度に労働から解放」として否定(大道工業事件)。制服着用義務・厳格な出動時間制限等の拘束が強い場合は肯定(大星ビル管理事件)。 2 携帯電話の実際の対応時間は労働時間、待機時間は原則として労働時間に該……

固定給と歩合給を併用している場合の残業代は、どのように計算すればいいですか。

この記事の結論 1 固定給と歩合給は一体計算できず、それぞれ別の方法で計算して合算する 固定給部分は「固定給÷一月平均所定労働時間数×1.25(時間外)」、歩合給部分は「歩合給÷総労働時間数×0.25(時間外の場合の割増分のみ)」で別々に計算し、合算します。 2 「歩合給だから残業代不要」は誤り。計算ミスが未払残業代リスクを生む ……

終業時刻を過ぎても退社しないダラダラ残業には、会社としてどのように対応すればよいですか。

この記事の要点 ✓ 終業時刻後の在社を黙認・放置すると「黙示の残業命令あり」と評価され、残業代を支払う義務が生じるリスがある 「指示していない残業だから支払わなくていい」という理解は通用しません。上司が在社を認識しながら放置していた事実が問われます ✓ ダラダラとした在社時間でも労働時間と評価される可能性がある——「生産性が……

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