ワード:「拒絶後の対応」
退職勧奨を拒否されたら打ち切るべきか——退職強要を避けるための実務的判断基準と打ち切り後の対応【会社側弁護士が解説】
退職勧奨の場面で経営者が陥りやすいのが、「一度断られても説得を続ければ理解してもらえるはずだ」という発想です。しかし、社員が「退職する意思はない」と明確に示した時点で退職勧奨を継続することには大きな法的リスクが生じます。
退職勧奨が適法とされるのは、あくまで社員の自由な意思に基づいて退職を検討してもらう「提案」の範囲にとどまる場合です。明確な拒絶後も面談を繰り返すことは、退職強要として不法行……
退職勧奨が違法になる基準——退職強要(不法行為)を避けるための4つのNGポイント【会社側弁護士が解説】
退職勧奨は、労働契約を当事者の合意によって終了させるという契約自由の原則の範囲内の行為として、それ自体は直ちに違法にはなりません。しかし、進め方や動機を誤ると「退職強要」として不法行為(民法709条)となり、会社が慰謝料請求・退職無効・バックペイのリスクを負うことになります。
「合意退職だから問題ない」という認識は危険です。適法な退職勧奨と違法な退職強要の境界線は、面談の頻度・時間・場所・言……