Q846 休日労働にならないように振替休日を設定すれば,割増賃金を支払う必要はないということですか。

 休日労働にならないように振替休日を設定しても,休日振替によって所定労働日となった日に労働者が働いた時間が1日8時間を超えたり,または,休日振替によって1週の労働時間の合計が40時間を超えた場合には,時間外割増賃金を支払わなければなりません。なぜなら,時間外割増賃金と休日割増賃金は趣旨が異なる別個の割増賃金制度だからです。行政通達上も同じ見解が示されています(昭和63年3月14日・基発第150号)。
 また,休日労働を回避しても,その結果,1週1日または4週4日の休日が労働者に与えられていなければ,労基法35条違反となり,刑罰の対象となります(労基法119条1号)。

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